復職する看護師がおさえたいポイント

出産や育児を機に、一度は看護師をやめた方が復職を考えることはよくあります。しかし、以前働いていたことがあったとしても、ブランクがあったら復職に不安を感じてしまう人は多いでしょう。ましてや人命にかかわる医療機関への復職となると、慎重になってしまいます。仕事をしたいと思いつつも、不安を感じて立ち止まってしまう看護師は少なくありません。看護師の経験者が復職を考えているなら、まずは自分のライフスタイルと両立できそうかどうか、どんな働き方をしたいのかをはっきりさせましょう。家庭と両立したいから夜勤がないほうがいいなど、無理のないスタイルを決めておくことが大切です。最初は派遣やパートで働くという方法もあります。

ある程度の働き方のイメージを描いたうえで、看護師のための復帰応援プログラムなどを探して、活用することが効果的です。ブランクがある間に忘れている知識や、変わっていることもあります。看護スキルへの不安を払拭できるように、講義と実技などがセットになっています。病院や介護施設への見学を行っているプログラムもあります。復職後のイメージを膨らませながら、今後のライフスタイルを考えるきっかけになるでしょう。同じように復職を考えている看護師がいることを知って、励まされたという声もあります。医療や介護の現場で、看護師の需要はあるのに、資格を持ったままで埋もれている人材は多くいます。再就職にあたっては、不安を取り除けるような仕組みを活用していきましょう。また、こちらの元看護師の復職ストーリーのような看護師の復職に役立つサイトもあります。